1988-04-12 第112回国会 参議院 社会労働委員会 第7号
三番目におっしゃいました保健婦資格の男子への拡大の問題でございますけれども、これも保健婦業務自体がかっての母子衛生、結核中心でありました保健婦活動と今後恐らくかなり大きな形で変容を来すであろうということもございますし、地域の保健需要をうまくオーガナイズしてくれる機能あるいはコーディネーターとしての機能というのが大いに期待されるわけでございますので、私どもとしても男子の保健婦がいても決しておかしいとは
三番目におっしゃいました保健婦資格の男子への拡大の問題でございますけれども、これも保健婦業務自体がかっての母子衛生、結核中心でありました保健婦活動と今後恐らくかなり大きな形で変容を来すであろうということもございますし、地域の保健需要をうまくオーガナイズしてくれる機能あるいはコーディネーターとしての機能というのが大いに期待されるわけでございますので、私どもとしても男子の保健婦がいても決しておかしいとは
そういう点で、たとえば一つとして保健所のあり方をいわゆる結核中心から成人病中心に変えていく、または場合によっては、もうかなり市町村単位で保健所がある地域も多いわけですから、そういうところについては市町村に移していくといった形での見直しがぜひ今回必要なんじゃないか、そういう点についてどうですか。
私の方ではやはり今後医師の診断書を尊重せい、そうして古い考え方じゃなく、古い結核中心のこういうような健康管理規程や運用方針ではなく、新しい現在の職業病、これに対処できるようにこれをきちっとしておくべきだ、このことなんです。そして、なった患者、これはもう打ち捨てちゃだめなんです。現在即効的な治療方法は不完全でありますけれども、マッサージとはり、きゅう、これが有効なんです。
前回お伺いいたしましたのは、現在の疾病構造というものが以前の結核中心の病気から成人病中心の形に変わってきている。だから現在の定期健康診断の内容というものも、やはり結核中心的なものではなしに、成人病中心型へ改革をしなければならないのではないかということを申し上げたわけでございます。
これはここ一、二年の間において政府の方で予算案として出す原案にはとうてい織り込めないものではないかというふうに考えまして、まず百億程度のものならば、国庫負担として出す可能性があるのではないかというので、結核中心の国庫負担を強調しておるのであります。この点は誤解のないようにしていただきたいと思います。